okudaウランバーナの森
奥田英朗著「ウランバーナの森」を読みました。この作品、主人公は世紀のポップスターのジョン。ここ数年、表舞台から離れ日本人の妻と息子との3人で静かに過ごしていた。夏の間、妻ケイコの実家の別送がある軽井沢で家族と過ごすジョンのまわりに次々と不思議な事件が起こり・・・
このあらすじで想像が付くように、この作品はジョン・レノンがモチーフとなっている。実際のジョン・レノンも1975年にヨーコとの息子ショーンが生まれてから4年間は活動休止状態で子育てに専念していた。実際に76年からは毎年日本で休暇を過ごしていたらしい。

この小説、内容は全くフィクションで過去から亡霊が現れたり不思議な出来事があったりとファンタジーっぽい展開をしていくんだけど、根底には過去の自分の過ちを心の中でどう浄化するかというテーマがありなかなか読み応えがありました。