tg1
またまた昨日の続き。Nathan'sで朝食を済ませた後は新幹線で帰路に。名古屋駅の売店を覗いたとき懐かしいお弁当を発見。思わず昼食用に購入。
購入したのは昭和30年代から名古屋駅で販売されている松浦商店の駅弁「とり御飯」小松左京の「首都消失 (上) (ハルキ文庫)」という小説にも登場する歴史のあるお弁当。とりめしの上にさらりとした鶏そぼろと卵そぼろが敷き詰められ、鶏の磯辺揚げ、つくね串、蒸し鶏のサラダ、チキンウインナー、ササミカツなどの鶏つくしのおかずがついたお弁当。観光客はもちろん名古屋コーチンづくしだと思って買うだろうが実はパッケージには「名古屋コーチン」という表記は全くなし。コーチンじゃなくてもそれなりのクオリティの弁当はいくらでも作れるんですよね。

tg2

このお弁当なぜ懐かしいかというと僕が子供の頃、父が出張の帰りに名古屋駅でよくこの「とり御飯」をお土産にと買ってきてくれたんです。当時、この「とり御飯」にはぱらぱらしたそぼろが箸では食べにくいのでお箸と一緒に緑色のプラスチック製のスプーンが付いていたんですが、すのスプーンが出張の度に我が家に増えるのが嬉しかった。このスプーン、プラスチック製とはいえなかなかしっかりとしたもので我が家ではその緑色のスプーンをつい最近まで日常食器として使用していました(笑)今でも食器入れに1本残ってます。
駅の売店で「とり御飯」を見たときにまだ同じスプーンが付いているか気になって思わず買っちゃったんです。で帰宅してさっそく開封。

tg3

ちゃんと付いてました〜!
でもちょっとヤワそうでいかにも使い捨てっぽくてがっかり。まあ、でも懐かしい味が堪能できたから良しとしなきゃね。